大阪商工会議所×UR都市機構「大阪城東部地区(UR 森之宮団地等)における実証実験」に採択されましたテクノサポートデザインの実証実験が2024年11月3日(日)より開始されました。
実証実験案:街ナカを美術館にするARアート作品展示による地域のにぎわい創出の実証実験
概要:UR森之宮団地、UR森之宮第2団地をフィールドにして、2つの団地空間そのものを大きな「AR美術館」にするというコンセプトで、通常のミュージアムでは不可能とされている展示方法とアート作品を団地内に空間配置を行いました。
この展示会に参加できるお客様は、団地の住民の方のみとなっております。住民の方のみにお配りしましたリーフレットがAR鑑賞体験には必ず必要となります。
住民の皆さまがお持ちのスマートフォンを使用して頂きまして、展示MAPリーフレットに明記されているQRコードを読み取って頂くと団地美術館の展示作品であるARアート作品の鑑賞・体験を行って頂けます。全ての作品を鑑賞するためには3000歩(30分〜45分程度)程度の歩数が必要となりますので、散歩がてらアートを楽しんで頂きまして、その上でヘルステック(散歩による健康増進など)の役割も果たすものと考えております。また、団地内のご友人とおしゃべりしたり、作品に突っ込んで頂いたり(そのような作品も配置しております。)、とにかくアートを気軽に楽しんで頂けましたら幸いでございます。住民の皆さまのコミュニケーションの活性にも役立って頂ければ、本当にうれしい限りです。
ARアートコンテンツについて:デッサン、日本画、ゴッホ作品、モネ作品、北斎作品、立体作品、3Dアート、グラフィックスアート、Vtuber作品など、森之宮という街並み、森之宮団地が持つ「多様性の共生」をコンセプトに「境界のない森」というキーワードを導きだし、森之宮団地内に様々な「森」をゾーニングし、それぞれの「森」が持つテーマに沿った作品を展示しております。また、作品の多くは「大阪市立デザイン教育研究所」と「大阪府立工芸高等学校」で日々アートやクリエイティブについて本格的に勉強し、多くの作品を創り出している生徒さまにご提供して頂きました。そのご提供頂いた作品をテクノサポートデザインのクリエイティブ技術によりいくつかの新しい表現に昇華することもできました。「石膏の森」「素描の壁」「花の舞」「花の塔」「巨大Vtuber」などです。重力のない世界だからこそ表現でき、今までに見たことがないダイナミズムを創造することが可能であることもこのARプロジェクトより実感することができました。
今後は、バーチャルとリアルがよりシームレスになっていく世界の空間価値の研究、様々なアート作品や新たなクリエイティブを創造する場としてのAR技術の研究、創造した作品を販売するためのXR空間プラットホームの構築など、WEB3.0の可能性も含めまして、新たなアートシーンやXRコンテンツの創造を行なっていくために研究・開発を進めて参ります。
大阪商工会議所プレスリリース
・https://www.osaka.cci.or.jp/Chousa_Kenkyuu_Iken/press/20241101ur.pdf
大阪商工会議所HP
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UR都市機構西日本支社 最新情報
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